助産師になるために必要な資格

助産師として働くためには、看護師資格と助産師資格の合計2つの資格が必要となります。
この2つの資格はどちらから先にとって良いというわけではなく、必ず看護師資格を先に取得していなければいけません。
なぜならば、助産師資格を得るために必要な助産師国家試験を受験するには、看護師資格が必要になるからです。
看護師資格を取得するためにはおよそ3~4年、助産師資格を取得するためにはおよそ1~2年掛かります。
そのため、助産師になるには4~6年ほどの時間が掛かることになります。
助産師として働くために必要な資格の内、看護師資格を取得するためには国が実施している看護師国家試験を通過しなければいけません。
これは誰でもすぐに受験できるというものではなく、看護系の学科を備えている大学や短大、もしくは病院付属の看護学校に通う必要があります。
そこで必要な勉強をし、卒業することで初めて看護師国家試験の受験資格を得ることができます。
なおこれらの看護系の学校は全国にあるので、通学可能な距離であれば働きながらでも勉強できます。
助産師資格を得るためには、助産師国家試験に通らなければいけません。
そしてこの国試を受験するためには、看護師資格を取得し最低1年以上は専門の学校に通って卒業しなければいけないのです。
これは国が定める保健師助産師看護師法によって、明確に規定されています。
助産師の勉強ができる教育機関は数多くあり、大学院や短大、専門学校などで学べます。
また、4年制大学の中には専門の助産師コースを設けているところもあります。